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魔法のダイエットなど何処にもないけれど、
まずは”ご飯”を食べよう
女性週刊誌などをめくると、「私はこれで5キロ痩せた」等
と有名人の談話や「好きなだけ食べて楽々減量」といった広告がこれでもか、
というほど載っていて驚きます。
しかし「これを飲めば痩せる」式のダイエット法で成功した人は僕の周りでは
見当たりません。
体重は入ってくるエネルギー(食べ物)と出ていくエネルギー(運動)の差で
決まります。まれにホルモン異常等の病気や薬の副作用で太る人もいますが、
ほとんど(90%以上)の人は”食べ過ぎと運動不足”が原因です。
この二つの解消なしに痩せる魔法のダイエット法はなく、後は手術して脂肪
を摘出する方法しかありません。
では何を食べ過ぎているのか、何を食べなくてはいけないのか。結論から
言うと、「砂糖と油」がだめです。僕の所にダイエット目的で通院する人の
中にも、「私あんまり食べないんですよ、とくにご飯なんか小さな茶碗に
一杯だけですよ。食後にフルーツとお菓子食べますけど・・・」と言う人が
意外に多くいます。
残念ながらこれは大きな間違い。ご飯は食べて良い。いやむしろどんどん、
どんぶりで食べたほうが良いのである。
最近ベストセラーになった「粗食のすすめ」(幕内秀夫・著)という本の中に
も、「痩せたい人はどんどんご飯を食べた方がいい」と書かれていたし、
北海道新聞の1月17日付の記事にも、「ご飯をしっかりとった方が余分な
脂質をとらなくなり太らない」とありました。
減らすべきは、ご飯ではなくおかずです。特に肉、卵、乳製品や揚げ物。
逆に野菜はこれでもかというぐらい食べて良いですが、サラダではなく
(マヨネーズ等で油を使う)、おひたし、みそ汁、鍋、薄味のおでん、おにしめ
が最高。つまり和食が一番。欧米でも今一番人気は和食です。カタカナメニュー
はやめましょう。
50年前の日本人はご飯を毎食茶碗3杯ずつ、今の倍以上を平均で食べていま
したが、そのころ肥満で悩んでいた人は今よりずっと少なかったのです。
逆にパンはそれ自体が砂糖やバターが入っていることが多く、さらにおかずに
なるもののカロリーが高いので、痩せたい人はパンはやめるべきでしょう。
わかっちゃいるけどやめられない人に
「間食をしてはいけない」というのが、わかっちゃいるけど
”一口の甘いもの”がやめられないという人が多いようです。
それは当たり前です。砂糖は中毒物質だからです。
一時期「チョコレートからヘロインまで」という本が話題になりました。
中毒の度合いはチョコレート→ニコチン→アルコール→コカイン→ヘロインと
だんだん強くなり、国や宗教によってはそれぞれ規制しています。
毎日缶コーヒーやコーラを飲まなきゃいられない人、ケーキやスナックを
やめられない人は「砂糖中毒」にかかっています。やめるのは大変ですが、
やめてしまえば全然欲しくなくなります。
その禁断症状を乗り切るのに、鍼灸の技が活躍し、アメリカでは実際に麻薬
中毒治療に多く鍼灸治療が使われています。色々なダイエット法を試した
けど効果のなかった人でもほとんどの人が成功しています。
お金をかけずに痩せるには
当院のダイエット治療は1クール(10回)で35,000円
かかり、平均で3〜4キロ痩せていますが、別にお金をかけなくても次の
ことをすると大丈夫です。「30回噛み、30分歩く」キーワードは30です。
一口30回噛み、一日30分歩くだけ。補助食品も矯正下着もいりません。
必要資金ゼロ。
30回噛むのは慣れないと大変ですが、噛むことにより、痩せるだけでなく、
頭脳明晰ボケ防止、胃痛も治るし、視力もアップ、おまけに癌にもかかり
にくくなるというのだから、一石二鳥どころか、五鳥、六鳥。
ポイントは歯ごたえのあるものを常食とすること。米は五分づき、おかずは
たくあんと切り干し大根が理想的。
そして30分、まあできれば40分なのですが、歩くことにより、余分な
脂肪を消費しましょう。手には物を持たず、カカトの高くない靴で歩く。
歩くことにより仙骨から後頭骨までの脊柱がバイブレーションを起こし、
自然矯正されるので身体全体の体調もよくなります。
つまり30回噛み、30分歩くというのは痩せたい人だけでなく、大人も
子供も元気になるための基本中の基本というわけです。
適正体重を保つ食生活と生活は、生活習慣病を予防し、元気で長生きを
もたらします。
「KUSHIRO DAISUKI(釧路大好き)」4号掲載
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