私がアロマに興味を持った最初のきっかけは、1996年、ネパール旅行中の事でした。首都カトマンズでのボランティアを終えて、ポカラというヒマラヤ山脈の見える美しい町でのんびり数日を過ごし、最終日に町をぷらぷらと歩いていると、アーユルベータ(インドの伝統療法)の看板が目に入りました。ネパールはインドの隣で、インド人もたくさん住んでいます。アーユルベータには以前から興味があったので本格的なマッサージを受けられるチャンスだと思い、飛び込みました。マッサージはチャクラの流れに沿った素晴らしいものでしたが、後からメイゲン反応が現れて、食事も出来ず、飛行機に乗るのもつらくて、やっとの思いで日本に帰りました。

でも、こんなに反応が出るということは効くという事だといいほうに解釈して、当時は一般的ではなかったアーユルベータの代わりに東京のアロマテラピーサロンを探しました。そこは鍼灸とアロマを組み合わせた施術をしてくれる所でしたが、この日、生理痛で苦しんでいた私も帰るときにはすっきり。痛くない!この時のブレンドは今でも忘れないグレープフルーツとゼラニウムとクラリセージでした。

香りがこんなに癒してくれるなんて知らなかったし、驚きました。マッサージだけより、もっと、心の中にぐいっと入ってくる感じでした。

その時は、アロマテラピーっていいなって思いましたが、自分でやる自信はありませんでした。でも・・・・・・。それから、3年後。今度はベトナムに行くという前日に和歌山の知人の家に向かう電車に乗っていて・・・・・。阪神間ののどかな家並みを眺めているうちに、なぜか私も絶対アロマテラピストになろう!とひらめいたのです。これはもう、言葉では説明できない・・・・。(旅行中にひらめく事よくありませんか?)

それからの行動はとってもすばやく、みるみる通信教育を終え、ロンドンに行き、東京で研修を受け・・・・とアロマテラピストへの道をまっしぐら! 1年後には開業してしまったのです。

こんな風にかなりいい加減で成り行き任せのように見える私のアロマを始めた理由ですが、本当は心の中で自分が社会に生み出すことが出来るものを探していました。だから、スイートバジルは私の子供のような存在です。子供だから大切に育てたいし、ここへ来てくれるお客様も大切にしたいと思っています。

私はどの仕事も長続きしなかったのですが、アロマの仕事は自分でも不思議なくらい好きです。スイートバジルへ来てくれるすべての人に、来た時より少しでもハッピーな気持ちで帰ってもらいたい。笑顔を見せて帰ってくれたら一番の幸せです。