ヒグチユウコ展に行きました。
六本木駅から徒歩6分。
この日は7度最高気温ということでしたが、
北風が強くて全くそんなどころではないくらい
寒くて移動は全部駆け足でした。
約1500点の展示総数。
先週は平日なのにチケットがソールドアウトしていたそう。予約なしで入れてラッキーでした!
10:30に到着したものの、人数制限もあり、50人以上の人人が並んでいました。
入り口から、真っ赤な壁紙に黒い額縁、
ヒグチユウコワールド全開です。
小さい作品がところ狭しと並ぶ中、
私の背丈ほどあるワニの絵がお出迎えしてくれました。
ワニの鱗や、シワは全て点描のように細かい線で書き込まれており、それを遠くから眺めると見事なワニの背中なのです。
うっとりしてしまいました。
猫、少女、キノコ、この世ならぬ不思議ないきものたちがヒグチユウコの主なモチーフです。
猫の上半身にたこの下半身、
少女の上半身に下半身が植物、獣。
どの世界でもいないような、文字で読むと不気味とも取れますが、
繊細な書き込みと、可愛らしい表情や色遣いを経て、実際に見ると大変「可愛らしい」登場人物たちになります。
原画をまじまじと見ると、
筆圧や、書き込み、中には使った色のことが描かれているものまでありました。
普段お目にかかれるものではないことがわかります。
展覧会最後の方に、
実際に書き込み、色付けをしている動画が。
真っ白な紙が、紙いっぱいに書き込まれていく様子は見ていて圧巻でした!
展覧会「ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END」が、2023年2月3日(金)~4月10日(月)の期間、森アーツセンターギャラリーにて開催されます。
お時間ある方は予約して、
余裕を持っていかれることをおすすめします!
お買い物コーナーでも迷って時間がかかります。
わたしは迷った結果、次の予定まで全力で走り抜けました。