「口の中から甦れ!」 日本橋出版
著者 森昭 (もり歯科クリニック理事長)
を妻に勧められて読んだ。
簡単に読めるが奥が深い。
何故、最近あんずの種でオーラルストレッチが人気なのかよく分った。
「ぽかんと書き口開けているんじゃない」
「お口を閉じなさい」
と小さい頃から大人に言われていた。
でもこれは専門家からいうと間違いらしい。
閉じるのはお口ではなく唇だった。
歯と歯は少し空いているのが健康の元らしい。
哺乳類だけに顔面筋があり、人間が1番発達している。
しかるに万物の霊長の 地位を確立した。
伝統的な食生活を守っている先住民族には、
現代人は咀嚼器官が衰退している。
咀嚼器官の衰退と一緒に
口内ボリュームまで失っては、全身のトラブルと美容に影響する。
口の筋力が衰えるとオーラルフレイル(口腔虚弱)が起きてくる。
その原因のひとつにマスクと黙食がある。
マスクを長時間つけていると、
暑さや息苦しさから口呼吸になりやすい。
口呼吸になると、 唾液が蒸発して口の中が乾燥する。
また口 周りの筋肉を使う機会が減り筋力が衰え、
舌の位置が下がる。コイツがヤバイらしい。
「黙食にご協力ください」
との張り紙が食堂でよく見かけるが、これも問題。
幸せホ ルモンであるオキシトシンが分泌される。
何よりも幸せな時間だ。
低栄養にな りがちになる。
必要最小限しかお口を使わなくなると、
認知症が進んだり、
うつ病にな ってしまう。
特に高齢者があぶない。
サンズイに舌と書いて「活」と書く。
生きるため のエネルギーに満ちていることだ。
口腔ボリュームを広げること。
大事なのは口腔ボリュームか。
口は使わないと狭くなり、その機能も落ちてしまう。
「よくしゃべる人は元気」とはよく言ったものだ。
そして、口のストレッチを毎日するだけで、
自分の歯が長持ちする
口内炎予防
口臭予防
顎関節症予防
いびき予防
不眠解消
口周りのシミシワ予防
二重あご解消
こんな効果があるらしい。
どう、この本読みたくなったでしょ。
僕も長年のいびき解消のため
さっそく始めようと思った。
詳しくはあんずの種専門インストラクターに
お聞きして!
教室も開催予定!
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須藤 隆昭
釧路市生まれ、東京の高校、京都の大学と移動し、探検部に入ってからは世界を放浪。「旅のため」という不純な動機で鍼灸を学び、鍼を持ってまた旅に。自転車旅で宮古島を訪れて一目惚れし、10年かがりで分院開設し、釧路と宮古島を旅しながら診療。「旅する鍼灸院」という本も出版。「旅は保健室」と言い、旅の健康法を探求し続ける。
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