鍼も好きですが、お灸も好きな辰巳です。
思えば三十年前、わたしは鍼灸学校に通う、歩き始めた学生でした。
初めて自分の足に鍼を刺し、ドキマギしていたのを思い出します。勿論お灸もです。
現在、当院で使っている温灸と違って直接皮膚に据えるもので「直灸(じかきゅう)」と呼びます。
最初はおコメの半分程の大きさのものを作り/ひねり、ツボに置き、線香で点火。知らなかったのですが、硬くひねると燃焼温度は高くなるので、空気を沢山含んだ、フワッとしたお灸を作るのです。が、そこは鍼灸学生一年生。充分に硬く密なお灸が肌の上でたなびきます、熱い、熱い。
三年生になると、それなりに上手くなり、心地よい温度でお灸を楽しめました。
いま自分の手を見ると、シッカリとお灸の痕(あと)。
ちょっとした思い出です。
現代は痕が残らないお灸が主流。
燃焼温度も適度に設定され、個人差はあるものの随分馴染みやすくなりました。
効果の方も直灸に比べ低いわけでもなく、身近になったように思います。
暑かった夏も過ぎ、天高き秋。これからゆっくりと冬に向かってゆきますが、寒さ対策に温灸をする。
特に冷え性の方、奈良時代から続くヨモギから作られたお灸で少しでも温かい冬を過ごしませんか?
そして、インフォメーションです。
『冬に備えるお灸カフェ』
冷え退治·風邪·インフル対策
今度の冬は、今までより元気に
楽しく過ごせるツボを紹介します。
日 時:11月10日(月)12時15分〜13時15分
場 所:あんずの種 待合室
参加費:1,000円
(お灸シート1枚&スペシャル生姜紅茶付き)
特 典:お灸購入(4枚入り3,000→2,500円)
定 員:4〜8名
講 師:辰巳栄一(鍼灸指圧師)·須藤隆昭(鍼灸師)
お申込み&お問い合わせは、
あんずの種までお願い致します。
(0154)39-2589
辰巳栄一
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