ここ数年、精神科医の著者アンデシュハンセンは
眠れない人が増えていることに気がついたそう。
スウェーデン人は3人に1人が睡眠に問題を感じているといいます。
睡眠は何故大切だとおもいますか?
それは、寝ている間に脳の清掃システムが働いてるからです。
実は、寝ている時も、起きている時も、
同じくらい脳はエネルギーを消費しています。
寝ている間、昼間壊れたタンパク質を
老廃物として脳から除去されます。
この老廃物は一日に何グラムにもなり、
1年で同じ重さのゴミが捨てられることになります。
夜毎の巡回清掃は、
そもそも脳が正しく働くために不可欠なんです。
長期にわたる睡眠不足は、
脳卒中や認知症をはじめ様々な病気のリスクを高めます。
プラスして、
記憶のことにも深い関係があります。
短期記憶から長期記憶への移動は
夜に行われます。それも熟睡時。
きちんと眠ることによって、脳がいる記憶、いらない記憶をきちんと選別してくれているわけです。
そこで、スマートフォンとの関連も著者は指摘しています。
みなさんもご存知かと思いますが、
ブルーライト、
これは夜寝る前にみると、体は昼間だと勘違いし、睡眠導入部が悪くなると言われています。
このブルーライトは、睡眠ホルモンメラトニンの分泌を抑える効果があり、
私たちの脳は行動しよう!と勘違いしてしまうのです。
さらに眠りの質も下がります。
実際の研究では、小学校高学年の児童2000人にベッド脇のテーブルにスマホを置いて寝てもらったところ、
スマホをそばに置かなかった児童よりも
睡眠時間が1時間短いことが判明しています。
鍼灸院でも不眠や、肩こりの症状できている方は
よくよく話を聞いてみるとスマホを夜中も触ってしまう、という方が多いです💦
わたしもスマホをそばにおいている習慣があるので、
まずは頭の上のコンセントから
足元のコンセントに変えて
携帯を遠ざけている生活をしたところ
なんとなく眠りが深くなった感じがします!
新生活を始められる皆さまへ
新しい習慣としておすすめです🌸