宮古島は5万人の島ですが、空港が2つあり離着数が釧路空港の倍くらいあります。
空港の管制官の人数も多いようで、そんな人も治療に来ます。
座った姿勢で緊張感を持ったお仕事なので、目・肩・腰に負担がかかります。
先日来てくれた方は、「朝起きたら腰が痛いのが数ヶ月続いて辛い」という人でした。
そんな方には、先ず全身調整。五臓の調和を整え、気血の循環を良くするのが、
あんずの種の治療原則です。離れたツボに鍼をすることで、お腹や肩が、そして腰までも緩み、
ほとんどの人が感嘆の声をあげます。
この方も
「なんで足首に鍼をして首がゆるんじゃうの?」
と不思議がっていました。
朝起きがけに腰が痛い人は、
寝ている間に上手く寝返りできず、固まってしまっている人が多いです。
そんな人は、起きる時に「足のせり出し運動」を勧めています。
これは操体法のひとつで、左右の足を順番にせり出すだけ。
仙腸関節が緩み、頭骨までつながる脊椎が全部調整されます。
この方は、カンが良くすぐ飲み込めたので、
「これはいいわ!」と喜んでくれました。
実は「朝の起きがけに腰が痛い」という人は意外に多いのです。
「なんで寝ているだけで痛くなるのか」と
不思議がられますが、
入院している方は寝ているだけでも腰が痛くなります。
寝てばかりいないで、もっと昼間に歩くといいです。
そして起きがけの「足のせり出し運動」です。
これだけきっちりやってくれたら、
鍼は月に1回来るだけで良くなります。
宮古島での診療がそれを雄弁に物語っています。
月一のメンテナンスがセルフケアと共に大事ですね
須藤 隆昭
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