さっそく到着日から鍼した。
急性腰痛が治りきらない女性が、宮古島のとある人気カフェのマスターから聞いたと言って
駆け込んできた。
1回目の鍼で劇的に改善し、喜ぶも2日間でまた痛くなる。
2回目の気合いの込めた治療で、ほぼ良くなる。
人生の1回(たぶん)の大事な日に楽しい思い出となって欲しい。
僕の願いは、
「腰痛を鍼で治す」のではない。
この女性にとって
「素晴らしい結婚式になり楽しい思い出になって欲しい」だ。
その願いと祈りを込めた鍼をうつ。
症状を取るのが治療家ではないと思う。
(時には取らない方が良いときもある)。
その人の背景になる願いに寄り添い、それを応援するのが治療家の役割だと思う。
そして笑顔になり、喜んでくれるのが一番だ。
宮古島のウェディングは大人気で憧れる人が多い。
白い砂浜と蒼い海。
そこで人生の思い出を快適に作るには
鍼と相性が良いようだ。
ハッピーウェディング!

須藤 隆昭

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