院長が
「そもそも3年間も鍼灸学校通うのに、
何故開業する力が付かないのか?」
という内容のブログをアップしていました。
なんでなんだろう、思うと同時に、
自分はどうだったかな。
と思い出しました。
「高石さんはどんな鍼灸がしたいですか?」
と、3年生のいつぞやかに
先生に問われたことを
思い出しました。
どんな、、
どんな、、
えーっと、、
「楽しく治療したいです」
とひねりだすと、
先生に微笑まれ、
「楽しいってどういうふうに?」
と聞かれ、
また、
うーん、、
なんだろうなあ、、
と答えられなかったことがありました。
高校卒業後、
鍼灸を職業にすることに関して
漠然とした不安と希望があり
整骨院で働いたり
とりあえず色んな経験値を増やそう!
とマッサージ店で働いたり。
とにかく
方向性がとにかくぼやぼや〜っとしてました。
飛行機だと、行き先不明なままどこか、
とりあえず飛んでいる状態。
今思えば、ですが
このとき、なんとお金を払って
鍼灸治療を通しで一回も受けたことがなかったのです。
(ばかやろー!とどこかから
声が飛んできそうです)
だから、自分の中での
「こういう治療院で、こういう働き方で、
そのためにこういうことが学びたい。」
という考え方がなかったのです。
だから、自分が通いたい、
と思えるような鍼灸院があって
その先生はどんなことをしてきたのか、
どんなことをこれからして生きたいと思ってるのか、
わかってたらまた、違ったのでしょうか。
自分の中では開業するなんて、
考えたこともありませんでした。
まず、患者さんに対して
ちゃんと接して、治療効果を出すことができるのか、
という不安の方が大きかったです。
今も、学生の時もですが
具体的に未来を描くこと、いまの立ち位置を確認し、それを毎日考え続けること(飛行機の目的地を決めて、
そこを目指し続けること)
開業に対しての不安よりワクワクを
教えてくれる人がいることは
とても大事だなあと振り返って思いました。
北斗霊園を通りかかったら、とても綺麗な紅葉が見れました✨