こんにちは、3月から始めて7kg減量した向です。まずは10kg減量を目指して頑張ります。
写真は八幡さんの朝顔です。夏休みも終わり一気にひんやりしてきましたが、朝顔はまだ頑張っていました。どことなく色味も淡く儚げです。
さて、NAPA(日本鍼灸普及協会)の設立記念講演会が今週末(9月4日)と迫ってきました。
NAPAの活動目的は鍼灸を盛り上げることですが、具体的には鍼灸の受療率を現状の4%から10%に増やすとか、鍼灸師をなりたい職業上位にするとか、札幌ドームを鍼灸イベントで満杯にするといったことが挙げられています。
その中でも鍼灸を広めるために必要なことを考えると、私は「初めての方に治療を受けて頂くことのハードルを小さくすること」が重要だと思います。
先日、ある居酒屋にいったときのお話です。
そのお店は、70代の女性店主が二人でお店を切り盛りしており、毎日の仕込みや調理と立ち仕事で腰の痛みと肩コリに悩まされるが、これまでに鍼灸治療は受けたことはないとおっしゃっていました。
そして、女性店主さんは私が単身赴任で釧路に来ていることを知って、「つまみをベースに安く定食様に用意してあげる」と言っていただきました。
それに対して私から無料で一度鍼治療をしましょうかと話したところ、その方は「鍼は痛そうで、また体がどんな反応するのかが不安で鍼治療を受けたいとは思わない。」と言われました。
このように鍼治療が鍼を身体に刺すことは知っている方が多いです。
しかし、鍼を刺すことの痛みはなく、また鍼治療をするとどのように身体の反応が変わるか(痛みが取れる、コリがほぐれる、慢性不調が改善する等)を知られていないのだと思いました。
鍼灸の特徴には、①病名のつかない不調に対応できる、②痛みを抑えることが得意、③血行促進作用が強い、④複数の症状に対して根本の治療ができる などが上げられています。
そのようなことを日本鍼灸師会はじめ、これまでに行われてきたYouTube、インスタ、Facebookを通じて知りたい方に伝えることと併せて、知らない方に知っていただくアプローチに自分も関わる、それもNAPAは創生期で活動内容を考えながら参画できるので、それを形づくることに楽しみを感じます。
須藤院長の受け売りではありますが、気は一か所にとどまると澱むので、常に動かすことが重要となります。
皆様も何か新しいことを始め、風をとり入れることで動きを作ってみませんか。
なお、設立総会への会場(札幌)のご参加を当日も受け付けております。
興味をお持ちいただいた方は是非ご参加ください。
お待ちしております。
向 直樹
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