朝の勉強会で羊水と逆子の関係を学んだら、
昼に逆子の34週の妊婦さんが来院。
こんなことって良くありますよね。
あんずの種では、妊産婦さんの治療がかなり多いです。
近隣の助産院と連携していたこともあり、
つわり・逆子等の妊婦さんの治療は年間50例を超え、
陣痛促進だけでも今までに150名を超え、学会発表も数回行っています。
当院の逆子の回復率は平均80%。
だいたい他の学会発表の数字をほぼ同じ率です。
逆子が治らないと帝王切開手術になるため、
鍼で治ると妊婦さんは本当に喜んでくれます。
鍼をするとその場で胎動が出ます。ちゃんと胎児も反応してくれるのですね。
赤ちゃんもお母さんのお腹の中にいるうちに、
聴覚は発達してくるので、こちらの声が聞こえていると思いますよ。
「いい子だね~ありがとうね」と
ささやくことも大事です。
間違っても「あの日、お父さんがお酒さえ飲まなかったら・・・」と
つぶやかないでくださいね(笑)
お母さんがリラックスすると、胎児も動きやすくなり、
逆子が治ったり、陣痛が促進されます。
なので、自律神経を調整する鍼は必ずします。
また妊婦さんには、
「お父さんと喧嘩しないでね」
「暗いニュースは見ないでね」
と言います。
環境って大事なんですよ。
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須藤 隆昭
釧路市生まれ、東京の高校、京都の大学と移動し、探検部に入ってからは世界を放浪。「旅のため」という不純な動機で鍼灸を学び、鍼を持ってまた旅に。自転車旅で宮古島を訪れて一目惚れし、10年かがりで分院開設し、釧路と宮古島を旅しながら診療。「旅する鍼灸院」という本も出版。「旅は保健室」と言い、旅の健康法を探求し続ける。

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