こんにちは、向です。
本日のアイキャッチは狛犬です。同じ顔のように見えますが一匹は口を開け、一匹は口を閉じています。これは陰陽を表しています。
この陰陽について、NAPA設立記念講演で松田博公先生が「陰陽五行は科学である」とお話されていました。
古代の方が多くの治療実績を基に、理論立てて治療方法を構築した経験則ということだと感じました。
陰は臓のように形があるもの動かないもの、陽は気のように形が無いもの動くものと東洋医学の勉強で覚えたりしました。
陰陽は両方が必要で、それぞれが時間変化しながら、バランスを保っています。
そのように考えると、自律神経の交感神経と副交感神経の関係、放出ホルモンと抑制ホルモンの関係にも通じ、西洋医学と別なことではないのだと思います。
治療では陰陽、五行のバランスを整えている訳ですが、東洋医学の知見を西洋医学に置き換えて表現してみたり、メカニズムに思いを馳せることなどが東洋医学を広めていくためには重要だと感じました。
これも調和なんだと思います。
さあ、朝夕と日中の気温差が大きいこの時期は陰と陽の変動が大きくバランスを崩しやすいです。
一度、具合が悪くなってしまうと回復するまでに時間を要します。
未病(*病気になる前に予防すること)の治療が健やかに過ごすコツです。不調がなくても健康維持のため、治療に来ませんか。
須藤院長をはじめ、スタッフ一同皆様のお越しを心よりお待ちしております。
向 直樹
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