チームラボプラネッツ豊洲へ行きました。
8割くらいは外国の方でした。
◯チームラボプラネッツとは?
「他者と共に、身体ごと没入し、身体で認識し、身体が世界と一体となる
チームラボプラネッツは、
アートコレクティブ・チームラボによる4つの巨大な作品空間と、
2つの庭園からなる『水に入るミュージアムと、花と一体化する庭園 』。
はだしとなって、
他者と共に身体ごと巨大な作品に没入し、
身体によって作品は変化し、
身体と作品との境界の認識は曖昧なものとなる。
作品は、他者の身体によっても変化し、作品と他者との境界も曖昧なものとなり、
身体は作品と、そして他者と連続的になる。」
身体ごと作品に没入するというすごい体験をしてきました。
「やわらかいブラックホール」
床や壁のあらゆる場所にやわらかいクッションを敷き詰めたような暗い空間は、まさにブラックホールのようです!
自分の身体の重みで変化するので、うまく歩けなくて、転びまくります。
この感覚に近いのは、膝までふわふわの雪がつもり、その上を歩いている感覚でした。
「The Infinite Crystal Universe」は、点の集合で絵画表現をおこなっている「点描」のように、
光の点の集合体によって3次元のアート作品を創り出しています。
光が自分の中に入ってくるような不思議体験でした。
「Floating in the Falling Universe of Flowers」は、
花々が生まれ、咲き誇り、舞い散るという
一連の生命の営みが、
宇宙のような半球状の空間いっぱいに広がる作品。
ずっと観ているうちに自分は今上にいるのかその空間を見下ろしているのかわからなくなる、浮遊体験をすることができます!
三半規管が弱い方は注意です。
自分の身体を通して作品が変わっていくというものもありました。
刻一刻と変化していく美しいものを見て
心洗われるような、
清々しい気持ちになりました。
水のあたたかさ、床の質感の違い、クッションを足でなんとか掴んで歩こうとする時、
鏡のツルツルした感じ、
足の裏で感じられる情報量の多さに驚きました!
劇団四季有明劇場で観てきました。
壮大な物語、迫力のある音楽、舞台セット、
あっという間の2時間半でした。
一階前方席だったので、キャストさんたちの表情まで見えて大満足でした!
人間が演技していると分かっていても、
動きが動物の動きなので、本当に動物のように見えてくるのが不思議でたまりませんでした。
身震いする動作とか、横揺れの感じとか。
1番好きなキャラクターはハイエナたちでした。
ハイエナたちのギャグシーン、ロックな音楽にのって、激しい踊りを踊るシーンは、心踊るものがありました。
印象に残ったシーンは、父王ムファサが息子に「サークル・オブ・ライフ(命の連鎖)」の理念を教えるシーン。
「ライオンも死ねば草となり、その草を草食動物が食べ、その草食動物をライオンが食べる。全てのものはこのめぐりめぐる偉大な生命の調和に結びついている。 王としてそれを理解し、全ての生命を尊重すべきである」
この父王ムファサがとっても渋い声で、
怖いと思ったらよく笑う息子思いのお父さんなんです!子を思う父の気持ちを吐露するシーンは泣きました。推せます!!是非劇場で見て欲しい。
この作品のテーマ「生命の循環」
自然の摂理、
生命の営み、
父から子へと受け継がれていく意志。
そんな循環のテーマを考えると、
自然への畏敬の念が湧いてきます。
もっと、釧路、道東の生命の循環を
この目で味わいたい気持ちになりました。