東洋医学における肝は、西洋医学の肝臓と作用が全く異なっています。
肝は、気の流れを通じて感情の調節や自律神経系によって
体全体の機能が順調に行われるように調節する働きをしております。
春は、
新生活や人間関係の変化など環境の変化により感じるストレスにより
体内を流れる「気」は停滞しやすくなります。
それによって気分の落ち込みやイライラ、おなかの張り、肩こりが起きやすくなります。
五臓のうち「肝(かん)」のはたらきが強く働きすぎて、
疲弊しやすい季節だと言われています。
イライラ、怒りっぽいなどの症状は、
「肝」の自律神経調整機能がうまくいかずに、
「気」が滞り、興奮して頭に血がのぼった状態。
興奮を冷まし、リラックスさせる食材をとることがおすすめです
肝の気を養う、気の流れを良くする食材
○春の旬の食べ物
・春菊
・たけのこ
・さくらんぼ
・セロリ
・菜の花
・ごぼう
・アスパラガス
春の旬の食べ物には肝の働きを改善させ、
滞りやすい気血を巡らせる力のあるものが多いですよ!
また、肝の働きを整えるには
「酸味」もオススメです!
酢や柑橘系の果物、
梅干しなども合わせて摂るとより
不調の改善に繋がります!