こんにちは。
少し春めいてきた日差しが嬉しいカヨです。
あんずの種では朝の就業前に勉強会が行われますが、今日は私の栄養勉強会でした。
栄養の中でも特に大切なのがタンパク質。
タンパク質→プロティンの語源は「最も大切なもの」なのだとか。
このタンパク質は自律神経のバランスをとるにも必要不可欠。
タンパク質の元であるアミノ酸は20種類。
その20種類の組み合わせによって10万種類ものタンパク質が作られます。
自律神経の働きに関わる神経伝達物質としてセロトニンがあります。
幸せホルモンとも呼ばれ、このセロトニンの分泌が少ないと、うつ症状が出たり、不眠症状が出ることがあります。
このセロトニンは食事から取り込まれたアミノ酸のひとつ、トリプトファンを原料として作られるのです。
そしてこのトリプトファンは食事から取り込まないと、カラダの中では作り出すことのできない必須アミノ酸です。
うつ症状が出て食欲が無くなったり、不規則なバランスの悪い食事を続けていたりすると、このトリプトファンを充分摂取できません。
そしてますます精神状態が悪くなったり、眠れなくなったりと悪循環に陥ります。
トリプトファンは朝日を浴びることでセロトニンとして活性化し、夜にはメラトニンとなって私達を安らかな眠りに誘ってくれるのです。
タンパク質は動物性と植物性、両方とることが大切です。
1回の食事で手のひらにのるくらいの量と言われていますが、あまり厳密にこだわりすぎると疲れてしまうのも事実です。
頭で考えるのじゃなく、美味しく食べたいですよね。
でもちょっとだけ意識してみると、少しずつ体調の変化を感じられるはず。
他に自律神経のバランスをとるのにビタミンC、鉄、GABAなどのサプリもオススメです。
特に春は自律神経のバランスが崩れやすい季節です。
もちろん鍼灸やアロマも自律神経の調整を得意とするところです。
タンパク質と鍼とアロマで元気に過ごしていきましょう。
須藤加代子
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