こんばんは。
本日12月8日は、
今年最後の満月「コールドムーン」の日だそうです。
氷のように凍てついた月なのでしょうか。
澄んだ夜空にクールな輝きを放ち、映えそうですね。
満月の呼び名は
ネイティブアメリカンが農作業の指標として
毎月やってくる満月にその月に関係の深い風景や生き物などの名前をつけたものだそうです。
寒さは、自然と共に暮らしていたネイティブアメリカンにとっての原動力のひとつとされていたのです。
寒さや空腹などの不快なものは、
神様からの贈り物であるという教えに基づき、
不快により、五感を研ぎ澄ませる力を沸き起こすとして有難く受け入れてきたのです。
私たちも四季の移り変わりを感じられることから
多くのことを経験していると言えますね。
さらに「五感を研ぎ澄ませる」ということを念頭におくと
寒さと上手に付き合って、月や星を眺めながら綺麗なものを堪能する冬の楽しみを増やしていきたいと思いました。
早速、余計な食欲も寒さも和らいできました。
満月のパワーでしょうか。
さて本日の本題なのですが、
これも冬のお楽しみとなるお風呂の話題です。
エプソムソルト入浴で身体を温めることです!
満月のスケールの後でなんだか小さな話題に感じてしまうでしょうが、
「お家にいながらにして類い稀なる名湯が堪能できる」
それがエプソムソルトなのです!
エプソムソルトは、
海水や温泉の天然の成分である
「硫酸マグネシウム」ですが、
「硫酸マグネシウム」を主成分とする泉質
「正苦味泉」(せいくみせん)は、
貴重な名湯中の名湯と言われ、
日本では非常に稀な泉質となります。
ちなみに北海道では、旭岳温泉です。
たしかに、お風呂に入れるとお湯がほんのり白濁してとろみがあり、肌あたりがなめらかになります。
温泉に入ると、なぜか手で肩にお湯をかけたくなるのですが、
まさにエプソムソルトのお風呂に入ると自然と同じことをしてしまうので、
本当にお湯の成分が変わったことを感じるのです。
温泉に入ると、いつものお風呂より温まり、
気持ちもほっこりと安らぎますよね。
浄化がされた後に良い成分が身体に行き渡り、満たされた状態になっているのでしょう。
現代人はミネラル不足になりがちなので、
温泉成分が肌から浸透して栄養を取り入れたことになるのです。
例えば、エプソムソルトのマグネシウムも
必要量を食べ物から摂取するのはとても難しいのです。
今や土壌や野菜に含まれるミネラルは減少していますし、
精製された食品や調味料、添加物や加工品には、
マグネシウムがとても少ないからです。
ストレスの大きな現代人は、
消耗を補うために体内のマグネシウムをどんどん消費しますので、欠乏状態です。
マグネシウムが欠乏すると、
やる気や満足を感じる神経伝達物質のドーパミンが減少し、
そうすると精神安定に関係するセロトニンの分泌も少なくなり、
メンタルの不調が起こりやすくなります。
メンタルだけではなく、
便秘・不眠・頭痛・冷え・むくみ・足のつり・血行不良は、
マグネシウム不足で起こることも考えられます。
栄養は、食品やサプリから摂るものと考えますが、
口に入れたものがどんなものでできているか、
明確に知ることが難しい場合もありますよね。
このように身体の外側から取り入れてみることはとても手軽でわかりやすく、
そして簡単に身体が喜んでいる実感を持てるので取り入れるのもいいですよね。
お風呂は、身体と心にとっての栄養補給だと思うと
またいつもとは違った入浴タイムになりそうです。
冬だからこそ身体を温める楽しみを
神様からの恩恵として五感でしみじみ味わって参りましょうね。
高橋千香子
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