皆さま こんにちは。
晴れ女、高橋です!
今日のティータイムは
なんとガーデンカフェにて、
バラのジュースと
スコーン
(クロテッドクリームとイチヂクのジャム添え)
を頂きました!
バラのジュースに使われているバラは、
「ガートルード・ジェキル」といい、
バラの中で最も古い系統の
オールドローズに分類され、
香りがイングリッシュローズを代表とする
最香種の濃厚に香る品種なのです。
作って下さったのは、
標茶町北片無去の
Cafe & Shawroom 「家具工房 北欧舎」
のご主人です。
こちらのガーデンには、
たくさんのバラが咲き誇っておりましたが、
美味しいジュースにできるのは、
こちらの「ガートルード・ジェキル」だけ
なのです!
他のバラですと
香りが立たなかったり、
苦味が出たりするそうです。
色も綺麗なのですが、
口に近づけると芳醇なバラの香りが
真っ先に鼻についてきます。
まずは、
香りをゆっくりと堪能してから
味わいました。
しかし、
香りは飲み干すまで
しっかりと確かな存在感を残して
楽しませてくれました!
ボウルいっぱいの花弁を摘み取って煮出し、
クエン酸と砂糖を加え、
600mlほどのジュースが
出来上がります。
クロテッドクリームと
イチヂクのジャムも手作りです。
サックサクのスコーンの秘密は、
このクロテッドクリームを
加えているからなので、
クロテッドクリームを作った日にしか
このサックサク感は味わえないものなのです!
バラのジュースもいつでも
あるわけではないので、
今日はとてもラッキーな日だったのです!
こうして食べ物の話から始まってしまいましたが、
本当の始まりは、ガーデンを拝見したのです。
家具職人のご主人と奥様のおふたりで
ガーデン、カフェ、家具工房を
営んでおります。
おふたりがひとつひとつ手作りで
築きあげてきた暮らしぶりは、
相当な時間と労力の賜物のように
感じられました。
草花、食べ物、木材、建物、食器、雑貨など
暮らしに関するものを
自然のあるがままに活かす探求心は、
将来の日本のこと、
世界の文化や紛争に至ることに
つながるとお話下さいました。
ガーデン作りや木工の椅子やテーブル、
アンティーク家具や雑貨まで
あらゆる物のセンスの良さに舌を巻きます!
自然の中に溶け込むように
創り上げられた暮らしなので、
心から寛げる空間なのです。
草花の香り
手作りの食べ物の香り
木工家具の香り
アンティーク雑貨の香り
自然体の香りが織りなす中に
人間が上手に関わり、
手入れをすることで
さらにお互いの生命力を高め合い、
共生していけることだと感じました。
人間としての本当の姿とは何かと
考えさせられました。
童話や絵本の世界に
飛び込んだような異空間でもあります!
時間が止まっているような、
過去を彷徨っているような、
ちょっと歪んだような、
不思議な時間と空間を味わいました。
高橋千香子
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