皆さま　こんばんは。

今年も残すところあと１日ですね。

あっという間に１年が経つものですが、
あっという間のこの長さの感覚が
年々速まっている気がします。

そして、
数えで〇〇歳と聞いては、
そんなややこしい数え方をしないで
満〇〇歳でいいのではないか、

と思っていましたが、
近頃では
誕生日よりも新年の節目の
サイクルの方に
心身がすっかり合わせていることに
気がつきました。

やっと数え年の感覚を掴んだ高橋です！

さて、
ゆく年くる年にぴったりな香りに

「心安」（うらやす）精油を

選んでみました！

心と書いて「うら」と読みますが、
表に見えない裏に隠れているものの意で
使われます。

ベルガモット
オレンジスィート
ネロリ
パチュリ
ラベンダー
ローレル
ユーカリナローリーフ
ブラックスプルウス
カルダモン
パイン
サンダルウッド

「心安」にはこれほど多くの精油が
ブレンドされています！

鍼治療のオプションベッドマッサージにて
頭皮に１滴垂らして施術しておりますが、

香りがふんわり軽く広がり、
安心感に包み込まれるような
ほっと癒される香りです。

日頃から慣れ親しんでいる香りなのですが、
早速家で嗅いでみると
それはいつもの香りとは
随分と違う印象を持ちました。

いつもよりも
ずっと重厚感があり、
深いところからジーンと響いてくるのです。
柑橘系の香りは後から感じとりました。

香りは場所や場面で
印象がガラリと変わるもののようです。

ひとつの精油でも
鎮静作用と興奮作用の
どちらの成分も含まれている
というものも多いのです。

例えば、ネロリですと

鎮静作用のあるフローラル調のリナロール、
興奮作用のあるシトラス調の酢酸リナリール

が含有されていますが、

リナロールに敏感に反応した人は鎮静し、
酢酸リナリールに反応した人は興奮する
というデータがあります。

これは、環境、経験、文化の違いで現れる
個人の主観的な感覚です。

他にも

朝と夜の時間的な違い、
場所やシチュエーションの違い
その時の心理的な違い

により、
同一被験者、同一精油でも
そのシーンによって

脳が敏感に感じ取る成分に
違いが出てくるのです。

アロマテラピーでは、
このような精油を
「調合剤」といい、

同じ精油でも

落ち着きがなく興奮した状態に対しては、
鎮静的に作用し、

気分が落ち込んだうつ傾向状態に対しては、
興奮的に作用する

というように
バランスをとる精油となります。

すなわち、
香りの印象も変わりますし、

同じ香りなのに必要とする成分を
無意識的に選んで取り込んでいることになります。

自然治癒力に働きかける
自然療法なのです。

無意識的に自分に必要なものを
選びとっている心身に
もっと敏感に気づくことが大切ですね。

昨日、今日、明日の自分は、
本当は思っている以上に

必要な物をどんどん選び取って

変化に富んでいるのかもしれませんよね。

隠れて見えない裏の心を
たまには好きな香りを嗅いで
表に引き出してみたいものですね。

そこで、

ひとつの精油をバロメーターとして
毎日嗅いで心身の違いを感じとる

というアイデアを思いつきました！

いかがでしょう？

それをどんな精油がいいのかと
考えるのもまた楽しいのではないでしょうか。

飽きっぽい私自身の性格的にも
何かいい効果がありそうな予感がします。

来年は「あっという間」の速さを少し長引かせてみたいです。

皆さまはどんな年にしたいですか。

どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。

今年もあんずの種をご愛顧頂き
誠にありがとうございました。

来年も皆さまに多くの幸せが訪れますことを
あんずの種一同心より願っております！

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

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