陰陽って聞いたことあるけど、何のこと?と思う人が多いと思う。
これは世界を陰と陽に分けた古代中国思想。
五行という5つの分類を合わせて陰陽五行と言って、
八卦や四柱推命などの占いともつながっている。安倍清明などの陰陽師が有名。
例えば日・天・男は陽で、月・土・女は陰
例えば五臓六腑の五臓(肝心脾肺腎)は陰、
六腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱)は陽となる。
どちらが重要かというと陰なんだね。
陽は放散のエネルギーで陰は凝縮のエネルギー。
男は夢ばかり語ってフワフワしてても、
女がしっかり財布の紐を握って、好きにはさせない。
だから女には叶わないというのがよく分る。
ただ、陰陽とは物事を単純んい2つに分類することではない。
どっちがいいとか、正しいとかもない。
先ず、陰陽対立しながらもお互いに制御しあいバランスを取っている。
男と女など分り安いですね。
また、陰陽は固定されない 対比を考えると全てが陰陽に分けられる。
視点を変えると陰陽が変わるもの。
例えばゲイの人は?陰?陽?答えはどちらにもなる。
男と比べると陰であり、女と比べると陽である。
つまり何と対比させるのかで変化する。面白いね。
そして、陰陽は転化する。つまり陰極まれば陽になる。これも凄いね。
寒さ極まると高熱を出す。
恐怖が極まると笑って正気を失う。
喜び極まると泣いてしまう。
独裁者の悪政が極まると革命が起きるとかね。
さて、ここからがポイント
健康は
「夜間に陰を充実させ、日中に陽を十分に解放する」
夜しっかり寝ないと、昼に働けないし、
昼にゴロゴロしていると夜になっても眠れない。
人生観も陰陽で考える
苦しみのあとに喜びがあり、
禍転じて福となることもある。
「いいことばかりありゃしない」(忌野清志郎)
「人生楽ありゃ苦もあるさ」(水戸黄門)

須藤 隆昭

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