先日の土曜日は、
只今1ヶ月研修にいらしている辰巳栄一さんの歓送迎会
本年1年の目標達成を祝う予祝
NAPAや宮古島勤務で動きの多かったこの数ヶ月間のお疲れさん会
という詰めに詰め込んだ内容の会が行われました!
そしてさらに輪をかけるように
絶妙に上品なおつゆが染みに染み込んだ
「王将」さんのおでんと懐かしい昭和の佇まいが深みと安らぎをもたらして下さり、
中身の濃い時間を過ごすこととなりました。
濃いといえば、、、
研修中の鍼灸師、辰巳栄一さんです。
話を聞けば聞くほど、質問すればするほど
謎の迷路は何度も行き止まりに遭遇し、
結局抜け出せないまま解読不能に陥ります!
安易に足を踏み入れてはいけない、
ある意味では危険な領域です。
そんな私の次々する疑問質問の嵐にも
辰巳さんはひょうひょうとして、
「人から聞いて行ってみたんです」
「よくわからないけどやってみたんです」
と登山家がそこに山があるから登ってみたというような
当然ありきの理由が返ってきます。
辰巳さんには見えた山でも、
私にはその山があることにも気づかないということなのでしょうね。
なんでも理論的に解明するものではないですね。
いっそ解き明かすには理論が邪魔をしてしまう類いのものが存在するものです。
でもそこには、計り知れない想像を超えた
辰巳さんの独特のマインドがあることが
よく理解できました。
そしてそんなワイルドな破天荒にも見える行動からはかけ離れたように、
いつも紳士的で穏やかで柔らかな物腰でいらっしゃる辰巳さん。
謎は謎のままにしておこうと私は思いました。
またさらに辰巳さんの世界が繰り広げられることがこの会の内に決まったようでした。
また次に登る山が見えたのです。
何事も速いです。ついていけるわけはないのです。
そしてもうひとつ気がついたのは、
このような話をさせて頂いている間に
辰巳さんは何度か向さんと目を合わせて
「私たちは運がいいから、大丈夫」
と言い合っていることでした。
向さんも柔らかい外見とは裏腹に
胸の内に熱きものを秘めている方ですから、
辰巳さんと通じ合うものがあるのでしょうね。
大人になってからの新しい出会いは
とても貴重なものであります。
自分から新たな一歩を踏み出さないと
出会わないことも多くあります。
出会うはずがなかったからこそ
出会ったことの必然性を感じます。
1ヶ月という人生においてはとても短い時間の中で人と通じ合うことというのは、
どれだけの価値があることでしょう。
今までのその人の生きざまの表れでもあるでしょう。
見える人には見えて、
通じる人とは通じ合う。
辰巳さんと向さんは
男同士の熱いギラギラした絆と言うより、
ふつふつと心の奥の方で通じてるような穏やかな温かさを感じます。
イワシの塩焼きを丸ごと骨まで完食し、
お皿を猫が最後に舐め回したように
ピカピカにした辰巳さん。
食べ方もワイルドあり、紳士でした!
高橋千香子
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