東洋医学では
五つの臓で、その人の体質を見たりします。
肝、心、脾、肺、腎
絶対1つの体質、と言うわけでもなくて
肝と脾、
今日は腎、など
その日の身体の状態によっても変わったりします。
ただ、こういう感じの人は
このタイプが多いよ!というのはあります。
今回は肺のことについて!
肺タイプっていうと、どんなことを思い浮かべますか?
ここに治療に来ている方なら、
肝は目の疲れや肉体的ストレス
腎は冷え体質、、など
言われたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
肺はどんなイメージかと言うと、
バリア機能、呼吸器、皮膚症状
がキーワードになります。
バリア機能、皮膚症状→皮膚(毛穴)と関係性が深く、
余分なもの(汗など)は出して、かつ、
出過ぎないように、漏れないように守ってくれる働きがあります。
呼吸器→肺の機能が弱くなると、
風邪をひきやすくなりますよね。
性格的には
ユーモラス・気分の差が大きい・気分転換が上手
疲れのサインとしては
・肌の乾燥
・鼻詰まり
・呼吸が浅くなる
・喘息
・肩甲骨の間がこる
この肺タイプの人はどのようにしたら
疲れが取れやすいのでしょう。
ヒントは呼吸器と皮膚に関わること!
肺タイプの人は呼吸が浅くなりやすい人も多いため、
吐くことが大切になってきます!
エレベーターが満員のときは入らないように、
お腹いっぱいのときには新しいものは食べれないように(別腹というのもありますが!)
出し切らないと新しいものは入ってくることができません。
さらに、肺は通常7割しか使われていません。
7割吐いても、3割残っていると言うことです。
その3割は澱んで邪気になります。
なので、「吐き切る」ことが大事になります。
息を吐くことといえば?
ヨガ、気功、合気道、運動、瞑想、、
色々あります。
時間がないし、大変そう!
そんな方におすすめなのが簡単にできるこの方法!
①歌う カラオケ 車の中でもヨシ!
②乾布摩擦 皮膚をやさしく擦る
③温冷浴 自律神経系のバランスを回復させる/
皮膚呼吸がさかんになり、カゼをひきにくくなる。
もし少し時間が取れるなら
・軽く汗をかくくらいのウォーキング
・1泊の小旅行
・具体的な計画を立てずにお出かけする
肺タイプさんは気分転換をした方が疲労解消にもつながります!
いつもの通勤ルートを少し変えてみるだけでも違いそうですね。
(1部「寝てもとれない疲れをとる本」中根一著から引用)
画像は患者様がTwitterに投稿してくださったものです。
プハン、いい色出てます!