こんにちは、向です。
今日のブログは本棚を整理していて目についた、鍼灸を勉強するようになって手にした本「頭の引き出しを増やす習慣(精神科医 和田秀樹氏 著)」です。
私は1977年生まれで、中高生の頃はインターネットが勃興期、今の様にスマホは無く情報に手軽に接することはできません。またタブレットもなく、暗記用の単語帳やノートづくりをして勉強するのが基本でした。
当時の勉強法はひたすら書け、ひたすら問題を解け、手を動かせと言われたなと思います。
この方法でも身につくのですが、書くことに時間がかかります。
その当時は、より効率的な勉強法があるんだろうなと思っていました。
その点、今はインターネットやTwitter、FBなどSNSに多数の情報があり、スマホやタブレットで勉強法が簡単に調べられるようになって良かったなと思います。
さて、同書の中で言われていることの要点を列記します。
○ 入力→貯蔵→出力の過程を踏む
○ 知識を体系化・応用化する(肉付け、枝付けをすること)
○ 「歩きながら」、「書きながら」、「声に出しながら」と復数の感覚を刺激しながら覚える。
○ 自分が、耳から入れるのが良いか、目から入れるのが良いかを把握して、得意な感覚から情報を入力する
○ 入力が終わったら問題の特性(出題傾向)に慣れるために問題集をたくさん解く
○ 4分の1にまとめた要約メモを作る。(これ以上短いと削り過ぎる)
○ 復習は忘れやすい間違いやすいものは翌日~1週間に一度行う。そのほかは少なくとも1ヶ月に一度行う。(※ 忘却曲線は、1日で70%、6日で75%忘れてしまうとなる)
○ 気持ちが落ちているときは復習を優先する。
○ 脳を養うためにタンパク質とブドウ糖を摂る。
○ 締め切りを設けて覚える。
○ 勉強中は電話からメール等に切り替える。
○ 声に出すことから始める。人に話す、人に教えることを続けることで、使えるようになる。
私は鍼灸学生時代、単語帳や一問一答などをPDF化してスマホに携行し、毎日10㎞歩く中で声に出しながら勉強していました。
社会人の勉強は時間のない中で勉強されているので、ネットや先輩等他の方が作られた単語帳や一問一答のようなものをいただく機会があろうと思います。
そういったものを使って何かしながら、例えばトイレ、お風呂、乗り物に乗っている移動時間等に開き勉強するのが、効率的な勉強法なんだろうなと思いました。
そして、この本で解かった、触れる回数、出力する(声に出す・話をする)回数が重要だとわかって、時間のかかる書く行為や資料を作る行為を減らしたのが良かったなと思います。
資格勉強するときなどにも使える内容だと思いますので、現在、取り組まれている方は自分は目からが覚えやすいか、聞いた方が覚えやすいかのタイプ別を考えてみることからやってみると覚えやすくなるかもしれないですよ。
向 直樹
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