本を読むのが好きになれたのは、三十代の半ばになってからでした。正直、読書は嫌いでしたが、その分映画が好きでよく観ていました、もちろん今でも。
先日は釧路駅前の中央図書館でイギリス映画を楽しみました。
家族の話。
貧しく美しくもなく、辛い仕事をしながら何とか日々を送っている三組の家庭。最後は救われるのですが、ハリウッド的なハッピーエンドではなく、まだまだ物語りは続きそう、そんな想いを伝え残しながらのエンディング。
久しぶりに出会った、大人の為の大人の作品のように感じました。
映画をマルチ·カルチャーと呼ぶ方がありますが、ス
トーリーだけではなく実力ある演技に出会えただけで
も、嬉しい時間でした。
題名は『人生は、時々晴れ』、監督はマイク·リー。
時に泣ける事がありますが、後ですっきりします。
どうしてでしょうか?
涙くと、コルチゾールというストレスホルモンが排出され、同時にエンドルフィンというホルモンが脳内で増加、鎮痛作用や気分高揚作用が生じ、泣いた後スッキリ感や爽快感が生じます。
東洋医学の五行(木火土金水)では「木」に属し、怒りや恐れも解消してくれる効果があります。
「お涙ちょうだい」と申しますが、なかなか健康に好
いものです。
今は暑い季節、エアコンの整った図書館で感動と健康の両方を得られた、そんな一日でした。
辰巳栄一

辰巳栄一

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