文字着せ達磨を描き続けてる向です。釧路発祥だというのが良いです。
今日のは「美意延年」。
楽しい気持ちを持ち続ければ、自然と長寿に繋がるという意味です。
楽しむという意味の「美」、心を表す「意」、そして長生きを意味する「延年」で、須藤院長がよく話している「笑うが健康に一番」ということに繋がる良い言葉だと思います。
さて、春先になると辛くなるのが花粉症ですね。
北海道は他都府県に比べて、花粉症患者数は少ないと言われていますが、全国的に患者数は増加傾向と言われています。
一度、症状が出てしまうと抑えるのは大変なので、冬のうちに身体を整えて準備して楽に過ごしましょう。
そして、鍼灸治療でアレルギー反応を緩和できますので、合わせてお考えください。
花粉症のタイプは、東洋医学的に大きく3タイプに分けられ
(1)頭・体が重い、痰や鼻水が多い、むくんでいる、食欲不振になる方は、余分な水分や汚れが溜まるのは「湿」タイプ。
このタイプは冷たいもの、過剰水分を避け、余分な水分を取り除くハトムギ、紫蘇、どくだみ、冬瓜、キュウリなど摂るのがお勧め。
(2)普段から鼻が不調な人は、春先に悪化しやすく、粘り気のある鼻水、鼻づまり、喉の渇き・痛み、目の充血やかゆみ、皮膚のかゆみなどがみられるのは「熱」タイプ。
このタイプは、熱を冷まし体をすっきりさせるミント、 菊花茶、 こぶし茶、ごぼう、セロリ、キュウリ、クレソン、筍など摂るのがお勧め。
(3)透明で水っぽい鼻水、鼻づまり、くしゃみ、寒気、喉のかゆみ、頭痛、舌の苔が白くなるのは「冷え」タイプ。
このタイプは、温かい服装を心がけ、入浴をするなど体を温めて過ごして、ネギ、生姜、三つ葉、大葉、春菊、シナモン、パクチー、こぶし茶などを摂るのがお勧め。
加えて、胃腸が弱っていると、体内にドロドロとした不要なものが残ってしまい、鼻水、鼻づまり、頭重感が悪化します。
それを避けるためには、味の濃い物・脂っこい物・冷たい物・生もの・食品添加物を極力避けて、火を通した野菜をたっぷり摂り、胃腸を元気な状態に保つことが、何より大切です。
今年の春は少しでも快適に過ごせるように、鍼灸治療をさせていただきますので、是非お越し下さい。
あんずの鍼灸治療説明のリンクhttps://anzu946.com/totalhealing/
ご連絡お待ちしております。
向 直樹
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