こんにちは、向です。
本日のアイキャッチはお地蔵様です。語句は「桜梅桃李」意味は「桜梅桃李のそれぞれが美しい花を咲かせるように、他人と比べることなく自分自身を磨くことが大切である」です。
さて冷えですが、よく冷えに気づいていない患者様がいらっしゃいます。その理由には、患者様の手足が冷えていて、自分で手足を触っても冷えていることに気づきにくいことが上げられます。
冷えをは比較することで気づくものなので、湯舟に浸かったときや、手足もお腹や太腿、二の腕など大きな筋肉のある部位に手先や足先で触れると、自分の手足が冷えていることに気づけます。
冷えに気づくことができましたら、冷え対策をすることで風邪をひきやすい、体のだるさやコリなど症状が解消されることがありますので是非確認してみてください。
このような症状に対して、東洋医学には食べ物を通じて体を養う食養生という考え方があり、食べ物には体を変える性質があるというものです。
その中で身体を温めるものには、魚肉では鶏、羊、牛、鮭、エビ、野菜ではネギ、玉ネギ、ニラ、ピーマン、大葉(紫蘇)などが挙げられます。
私は熱が下がってから、体調悪化する前に作っていたトムヤムクンスープで玉ネギ、エビを食べていました。
そして、寝ているときに冷えていることが解かり、掛物を布団にプラスして毛布を増やし、湯たんぽを使い始めました。お湯が冷めたら沸かして温めたことも早く治すことにつながったと思います。
他には、鮭が身体を温める作用、胃腸を温め、体内の水はけを良くし、血を増やし流れを改善することで冷えを改善する力が強いといわれています。
アイヌでは鮭には捨てる部分の無いと言われていますので、使い切ることをイメージして食べたいと思います。
また、喉のトラブルや乾燥トラブルには白キクラゲが良いことが解かりました。
生薬では「銀耳」といい、潤いを補い、気管や肺、肌を潤し、胃を保護して唾液分泌を促し、渇きを収める力があります。
白キクラゲの食べ方はネギと鶏がらスープの素と一緒に煮込んだ中華スープや、一度戻した白キクラゲを入れた中華風炒り卵などで食べると良いとあったので、食べてみたいと思います。
ちなみに漢方で[体を温める熱性の食べ物]とされているのは
〔野菜〕:ねぎ、たまねぎ、かぼちゃ、にら、ピーマン、紫蘇の葉、にんにく、うど
〔穀物〕:もち米、いんげん豆
〔果物〕: 桃、栗、梅、サクランボ、あんず、みかん
〔魚肉〕: 鶏肉、牛肉、レバー、うなぎ、えび、いわし、あじ、かき
〔調味料〕:黒砂糖、酢、味噌、植物油、ガーリック、シナモン、ゆず わさび、酒、みりん
こんな風に食養生の考えから症状の改善に取り組むのも面白いなと思う向です。
皆さまも日々の食事に取り入れてみるのはいかがでしょうか。
なお、2月3月のアロマキャンペーンは温美トリートメントキャンペーンです。漢方との融合で身体を芯から温めます。冷えでお困りの方は是非お試しください。(※キャンペーンについての千香子さんのブログリンクです)
向 直樹
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