最近刺絡の可能性の広さに改めて心躍る高石です。
刺絡とは?
刺絡は流れが悪く滞った瘀血(おけつ)を
皮膚から取り去る療法のことです。
血のめぐりの改善を促し、回復力アップにもつながります。
指先や、細絡と呼ばれる体表近くにある毛細血管の浮き出たものや、
硬結(筋緊張の強い部位)に対して行いますが、
今回はその中でも指先の井穴に行う刺絡についてお伝えします!
井穴とは?
井戸の井と言って、そこから気血が泉のように湧き出る場所。
その場所を刺激してあげることによって、より即効性のある治療効果を
期待できます♪
東洋医学書には井穴は
「出る所を井と為す」
と記載されています。
「出る」とは、
井戸を掘ると底からまたは周りから水が滲み出て、
下の方がいっぱいになることを指しています。
「井穴」は、手足の爪の横にあり、
神経の働きすぎを抑えて自律神経のバランスを整えてくれます。
指先にはもう細血管も密集しており、
指揉みの刺激はこれらの血管の血流を促すポンプのような
効果があると言われています。
さらに、指によっても特定の作用があります!
親指 呼吸器系
人差し指 消化器系 自己免疫疾患 肩こり
中指 耳
薬指 眠気覚まし、軽い鬱
小指 頭痛、生理痛
刺絡療法で整えるのも良いですが、
普段からのセルフケアとして、
いつの間にか肩が硬っている、
副交感神経優位で痒みが出る、ぼーっとする、
いつも気を抜くことができない
そんなお悩みを抱えている方は、
指揉み、おすすめです♪