皆さま こんにちは。
草と葉の緑、桜のピンク、たんぽぽの黄色を
見ると美味しいものが食べたくなる、
花より団子の高橋です!
さて本日は、「足の甲」のお話をします。
ヨガをしていますと
身体に対して
大きいものから些細な疑問まで
毎日湧いてくるのですが、
この「足の甲」に対しての疑問は
ヨガを始めてからずっと持っていました。
長らく疑問としてあったのにも関わらず
そのままにしていたのは、
「足の甲」は
足の裏よりも存在感が薄く、
それほど健康生活に重要な役目があると
考えていなかったからなのです。
皆さまはいかがでしょうか。
歩くときは
かかとから着地して親指で蹴り出す、
足の裏の多くの反射区、
土踏まずや外反母趾やアーチなど
どうしても足の問題は足の裏に
注目されるものです。
私がヨガを初めて最初に
「足の甲」に疑問を抱いたのは、
アップドッグ(上向きの犬のポーズ)から
ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)に
移る際に、
足の甲で体を支えるというひとつの動きが
とても難しいと気づいたときでした。
きちんと「足の甲」を使い、
体をしっかりと支えてから
ダウンドッグに移行することができたなら
この先どんなに素晴らしいヨガライフが
待っていることだろうか
という気持ちが常々頭の隅の方に
残っていたのです。
それにはやはりですね、
「足の甲」を重点的にケアすること
だったのです!
足の裏を揉んだり押したりすることで
足でしっかりと地面を踏みこめて、
脚全体も軽くなるのはもちろんのこと、
内臓のはたらきや体の骨格まで整いますし、
ポカポカと体の内側から温かくなってきます。
これは
「足の甲」にも同じことが言えるのです!
足の5本の指を内側(足裏の方)に
手を使ってぎゅーとしばらく折り込んで
みるだけでも
足の甲と足の指の外側がしっかりと伸ばされてくるのを実感できます!
これが結構気持ちの良いものなのです!
今まで気がつかなくて
「足の甲」に申し訳ない思いになります。
今度は、足の指1本ずつ折っていきます。
真っ直ぐ折ることが大事です。
親指と小指は内側に曲がりやすいのです。
そして最後は、座った体勢で、
足の指を折り曲げた状態で
床に押し付けます。
(加減して下さいね)
指が勝手に動き出すように軽くなりますし、
「足の甲」も伸びてきて、
足の厚みがなくなり
骨が浮いて見えてスッキリとしてきます!
足の可動域が広がって
自然に足が踏みこめるようになります。
足の指を内側に折るという動きは
日常ではあまりしないものですからね。
さらに「足の甲」は
鎖骨下リンパ節の反射区にあたりますので、
首、肩、頭など上半身の
リンパの流れを促して、
老廃物を排出し、
コリやむくみの解消にもなりますし、
広背筋の反射区にもあたりますから、
背中全体の滞りにもアプローチできます!
「足の甲」にも筋力が必要なのですね。
足の裏や脚全体の動きにも
とても良い影響を与えることになりますよね。
浮き指対策にも良いでしょう。
「足の甲」に注目してみると、
日常の動きやヨガの動きが見直されます。
体の負荷が全体に分散されるようで
軽い力で無理なく効果的に体を使えるという
実感をダイレクトに受けています!
まだまだ体には使える部位が
眠っていることでしょう。
長い冬眠から目覚めさせてあげたいですね!
高橋千香子
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