皆さま こんにちは。
犬を飼うならどんな犬がいいのか考えている高橋です!
前回のブログにも記載しましたが、
最近胃腸についてとても気になっている私は、
消化器専門医 川本 徹 著
「結局、腸が9割」
という本に引き寄せられました。
「〇〇が9割」という言葉に
めっぽう弱いところも
その理由でもあるのですが。
腸を大事にしょう、
自分を大事にしよう。
と思える本です。
主役は、腸内細菌ということになります。
大腸には、およそ100種類、
数で言うと100兆個、
重さで言うと1.5Kgの
腸内細菌が大腸の壁を
びっしりと覆っています。
何をしているかと言うと、
細菌も生き物なので
私たちと同じく「食べて出す」という
営みを繰り返しています。
エサを取り込み、
エネルギーを生み、
代謝産物を出し、
また分裂して数を増やします。
腸内環境が良ければ
1回だけでなく、複数回分裂するそうです。
腸内細菌も寿命を延ばせるのですね。
そこには、
「出す」ものである代謝産物
「短鎖脂肪酸」が
鍵を握っています。
「短鎖脂肪酸」は、
善玉菌の代謝産物で、
全身に対して良いことばかりをしてくれる
万能薬のような物質です。
・消化吸収を促す
・セロトニンなどの幸せホルモンを作る
・免疫機能の活性化
・食中毒や病原菌の感染予防
・発がん性を持つ毒素の抑制
そして注目したいのが、
脂肪細胞に脂肪を取り込ませないように
働きかける点です!
「短鎖脂肪酸」を出す
ビフィズス菌
酪酸菌
バクテロイデス属の菌
は、「やせ菌」と言われています。
反対に、
脂肪を作って溜め込むように働く
「デブ菌」がいることもわかっています。
「やせ菌」が多くいる人は、
たくさん食べても太りにくく、
「デブ菌」が多いと
少し食べただけでも太りやすいので、
ダイエットがうまくいかない原因の
ひとつとなります。
まずは、腸内細菌を育てることが
なにより体調管理には必須事項なのです。
大腸にこれほどの細菌が住んでいること、
毎日食べたものを消化吸収していること、
自分次第で善玉菌を増やせること、
そう知ると、
負担をかけてしまってごめんね。
いつもありがとう。
と自分ながらに感謝が湧きます。
自分の身体に感謝したり、労うことは、
とても大切なことですが、
なかなか素直に思えないときもあります。
腸内細菌が24時間、
自分の身体を守ってくれている生き物として
共存していると思うと
とても有難く、仲良くしていこうと思えます。
もっと腸内環境を整えて
生きやすく、長生きしてもらいたいです。
お腹の具合を気にしてみると、
食べ過ぎてはいけない物に気づいたり、
食事と食事の間をきちんと空けることで
調子が良くなることがわかりました。
今までは、気づいていながらも
このくらい大丈夫だろうと
軽視しすぎていたようです。
もしも自分に対して感謝が足りないと
思われる方がおりましたら、
こんなふうに身体のひとつの部位や細胞など
ミクロのレベルに着目してみると
身体の神秘的な成り立ちに
自然と慈しみを覚えるのではないでしょうか。
是非好きなところで試してみて下さいね。
しかし、私の言っていることは
7割くらいで軽く聞き流して頂ければ
幸いです!
楽しくいきましょうね!
高橋千香子
最新記事 by 高橋千香子 (全て見る)
- 新しい目標 - 2024年8月14日
- あんずの種とアロマとの出会い - 2024年8月4日
- 炭酸パックの効果 - 2024年8月1日