皆さま　こんにちは。

春コートを新調した高橋です！

何年か前から新調したいと思いつつも
出会いがなかったのです。

　「饒舌な店員さんのマジックに
　　乗せられてはいまいか？」

何度か自問自答を繰り返しましたが、
試着してすぐに心が決まりました！

本当は店員さんについて回られると
感覚が鈍るので、
放っておいてほしいのですが、

最近は、

ファッションに疎い
似合っているのかわからない
いつも同じものばかり買う
買って良かったのか自信を持てない
そもそも何を買っていいのかわからない

など、

あんなに好きだった買い物が
迷いばかりで疲弊することが多くなりました。

今回の店員さんは、今どき珍しく、
私が手に取るそばから説明をされました。

店内に置いてある物をきちんと把握していて、
いい情報も教えてくれました！

それでも
具体的にオススメする商品に対しては、

　「本当に自分に必要であり、

　　ほしいのか？」

と顧みることになります。

でも店員さんが
オススメポイントやメリットを
お話される中で
自分の中でも会話が始まります。

そうは言っても着たいと思わないな
今は同じようなもので代用できる
色があまり好きではない

など口には出しませんが、
自分の欲しいものが見えてくると同時に

いつも選ばないものでも見直しをすることになります。

今度こういう物を選んでみようなど
コーディネートの幅が広がるのです！

一方的に説明をしたり、
自分の話しをすることに対して

迷惑をかけるのではないか
反対されたら嫌だな
人は人、自分は自分、押し付けてはよくない

と考えることがありますが、

意見や考え方を問題提起と捉え、
自分の考えを探ったり、深めたり、
視点を変えるきっかけとなり得ます。

しかしその塩梅は、
なかなか難しいですよね。

相手の状況などによって
迷惑になることもあるかもしれません。

今回は、買ったことに対して
とても自信が持てるので

スッキリと心の垢が取れる

いい買い物でした！後味は大事ですよね！

それは店員さんがそのコートの良いところを
たくさん話してくれたことと

私自身の持った感想とが合致したという
嬉しい気持ちが重なったからだとも言えます。

どんなにオススメの商品でも
心が動くとは限りませんので、

意見を踏まえて、
自分の目指すものを模索するための
きっかけになることは
日常沢山あることに気付かされます。

　「なぜ好きではないのか？」
という違和感も大きな発見ですし、

　「本当に嫌いなのか？」
と探り、

　「では何がいいのか？」
が見えてくるのは楽しい作業です！

いい物に出会った時ほど
自分を出し切った
いい意味での疲労感が伴います。

自分に気持ちに集中して感情を出し切ることで

他の色々な場面への対応や
自分の意見をしっかり持つことにつながればいいなと思います。

人の意見に触れることは

大きく感情を揺り動かされるものですが、

全てを相手や自分に合わせて見るのではなく、

俯瞰してから自分を顧みたいです。

究極のところは、意見が相違しても

相手を責めたり、嫌うことではない

そんな境地に至ることなのでしょうか。

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