皆さま こんにちは。
旅のお供は
ティートリー・コーヒー・あたりめ
の高橋です!
皆さまは
嫌いな香り、苦手な香りはありますか?
私は食べ物の好き嫌いはあまりないですし、
悪臭と言われるもの以外では
苦手な香りは少ない方だと思います。
それが先日旅行に出る前に
乗り物の匂いが記憶から呼び起こされました。
JR、バス、車の車内に乗り込んだ瞬間に
嗅ぐ匂いがちょっと気分をブルーさせるのです。
それは、
その車内の匂い自体が臭いとか苦手なのではなく、
私自身が車酔いをしやすい体質のために
緊張と不安からくる印象が
匂いの記憶に紐付けられているのです。
大人になるにつれ克服してきたので
もうグッタリと体力が消耗するような
悪酔いをすることは全くないのですが、
遠足や修学旅行を手放しで喜ぶことができずにきた記憶は相当根深いものです。
そこで即座にティートリー精油を
ティッシュに垂らしてポケットに忍び込ませ、
いつものコーヒーを買うときに
あたりめが目に飛び込んできました!
日常的に慣れ親しんだ匂いが
イレギュラー時の不安をなだめてくれます。
これは過去の記憶から
匂いを呼び起こすというひとつの事例ですが、
過去の記憶による膨大なデータの蓄積は、
先の人生においても大きなウェイトを
占めているのだそうです。
経験のないことをするのは
恐怖や不安を感じますし、
以前上手くできなかったことは
非常にハードルが高くなります。
今起きている現状は、
過去の記憶を見せられていること
と言われることがあるくらいですから
過去の記憶から物事を選び取っていることが
多いといっても過言ではないのでしょう。
しかし、
過去の記憶はネガティブなことばかりでは
ありせんよね。
たくさんの幸福も記憶されていますので、
きちんと今に未来に反映されているのです!
人間は危機を恐れ、それに対応するために
どうしてもネガティブな記憶の印象が
残りやすく、気持ちが向きやすいのです。
人間の性として、生きる者としての宿命と
言えるのでしょうけれど、
きっとなんとかなる
今までもなんとかやってきた
自分の記憶の産物であるのなら
乗り越えられないことはない
ともっと楽に考えることもできる気がします。
膨大な幸福の記憶を意識的に呼び覚ますことが生きる者への道標となると思います。
しかしどんな記憶も自分を守るものですので、
どちらをいつどう使うのか
それは自分次第だと思うと面白い気がしてきます。
いつでもすぐ取り出せるように
幸福な記憶、個性的な記憶、危機回避の記憶など
多種多様に忘れかけていることを
呼び覚ましておきたいと考えます。
今までの記憶や経験を
眠らせていては勿体無いと思いました。
偉人の言葉や成功を納めた方の実践した方法なども
とても為になりますけれど、
自分自身が直に体験した実感も
ちっぽけではありますが、
自分に対しては重要なメッセージであることには変わりないと信じたいのです。
高橋千香子
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