皆さま、こんにちは。
コリアンダーはパクチーだと初めて知った高橋です!
近ごろ、肉、魚、野菜、何でも振りかけては、コリアンダーとクミンの味わいに目覚めてしまった私は、
もっとコリアンダーの活用の幅を広げようとレシピ検索してみると、どこを開いても、
「コリアンダー(パクチー)」
と表示されます。
パクチーの種子や葉を乾燥させてパウダー状にしたものをコリアンダーとよぶことがあるそうですね。
「パクチー」というよび名はタイ語で、英語名は、「コリアンダー」だと知りました。無知も知りました。
ヨーロッパから日本へ「サラダ菜」として「コリアンダー」と紹介された一方で、
タイやベトナムから「エスニック料理」として紹介されたときには、「パクチー」として名が知れわたり、
今では、一般的に葉を生のまま食べる場合は「パクチー」とよぶ習慣になったもようです。
またその独特の香りのため「カメムシ草」という別名もあるそうです。
パクチーは、非常に好き嫌いが激しい野菜のひとつでもありますよね。
パクチーの香りを嫌っている人は、嗅覚の香りを感じる感覚器の遺伝子に変異があるという研究結果があるそうです。
以下「かぐわしき植物たちの秘密(山と渓谷社)著 田中修 丹治邦和」より抜粋します。
「カプリンアルデヒド」とよばれる香りを感じとることができるこの感覚器に変異が起こると、
カプリンアルデヒドとの結合が非常に強くなるため、この香りにとても敏感になってしまうようです。
パクチーの香りを嫌う人たちでは、カプリンアルデヒドが感覚器に強く結合するために、強烈な香りに感じてしまうことがその理由のようです。
私自身はパクチー(生)は、好きでも嫌いではないという認識をしているのですが、
パクチーのパウダー状(コリアンダー)を何にでもかけてしまうほど好きだということは、
この研究結果からすると、もしかしたらパクチー(生)も本当は大好きなのかもしれません。
食わず嫌いなところもありましたので、今度食べる機会があったらじっくり味わってみたいと思います!
高橋千香子
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