昨日は、ホッケーで痛めた足の治療に来た中学生が
向さんの経絡治療で改善した。
「もう息子はすっかり鍼のファンで毎回感動して帰ってます」
とその母の嬉しい声。
そして、棚に置いてある本を見て、
「あれ~先生、本出していたんだ!知らなかった。
こんな所に置いてあるのだもの」
と言って買ってくれた。
「こんな所に・・・」と言われたが、
自分では目立つ場所に置いていたつもりだった。
「人は意識していないものは目に入らない」ようだ。
僕はゴルフはやらないので、新しいゴルフショップが出来ても
ほとんど気がつかない。
それは無意識での死角となる。
「車を買い換えたいな」
と思った瞬間から、町中の車に目がいってしまう。
意識により死角が消える。
本当に売りたいのなら、
無意識でも目に入るポジションを考えるべきだ。
東洋鍼灸専門学校図書館の本の置き方は最高だった。
講演に行った時に図書館を見学させてもらうと、
手の消毒の隣に
「旅する鍼灸院」が置いてあった。(画像参照)
これは目に入るわ。
よく見ると本屋でも
売れる本は置き方が違う。ポップも違う。
今日から、「旅する鍼灸院」の
置き方とポップを変えてみよう!
売りたいのなら
「見える所に置け!」
死角をなくすとなにかが変わる。
「目標48キロ!」と書いた紙は
朝、歯を磨く鏡に貼れ!

須藤 隆昭

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