「ケータイが使えないと困るわ〜」
携帯電話会社の通信障害がありましたけど、
まさか母の口からこんな言葉を聞く日が来るとは思ってもみませんでした。
日本はすっかり変わったんだな、
と身近な茶の間の風景から知ります。
そんな私も、この2〜3日肩が凝って、
首が動かしにくくなり、
何か変わったことをしただろうかと考えると、
1週間前に機種変更したスマホが思い当たるわけです。
最初は、前の機種よりちょっと重いかな、
とさほど差は感じなかったのですが、
昨日実際持ち比べてみると倍以上は重いのです。
電子機器は新しくなるほど薄型軽量になるとは限らないのですね。
これは身体に支障が出るのも当然です。
思えば、ガラケーからスマホに替えたときも
パスワードとIDを何度も打ち込んだり、
操作を覚えることで目がショボショボになり、
ガラケーが恋しくなったものです。
その時に比べたら何の設定もいらないので楽なのですが、身体のことを考えて使い方を改めなくてはなりません。
極力スマホを手に持つのをやめてみます。
今書いてるブログも机に直置きしています。
ちょくちょく窓の外の景色を見たりできるので、
目を休めることができて意外と良いです!
あとは、やはりスマホ使用時間の短縮ですよね。
これを機に見直しです。
ちょっとひと休み。と言っては、スマホをダラダラ見て休んでいる気になり、
色んな情報や意見を見ては、脳を働かせていますからね。感情も揺り動かされます。
多くの情報を得たり、多角的に考えることで、
視野が広がり、様々な立場で物を捉えられるという良い面が過ぎて、
脳への刺激が過剰になっている気がします。
色々考えること、頭を働かせることは良いことだとも思うのですが、
例えば、新しくしたいことが浮かんでも、
そのことに対するメリット、デメリットを
どんどん脳が働いて挙げ連ねていき、
起こってもいないことにリスク管理、危機管理対策までも考え始めたりすることが多くなりました。
私自身、メリットとデメリットが同量だとしても
デメリットの方に吸い寄せられる傾向があるので、
色々な情報があればあるほどマイナス思考に傾くことになります。
スマホばかりのせいにしてはいけませんが、
自分に有効な使い方をしなければ、
脳の暴走に負けてしまいます。
情報に乗っ取られてしまう可能性もありますよね。
身体の凝りがそれを示唆しているのかもしれません。
あなたの思考は凝り固まっているよと。
新しい物を買ったにもかかわらず、
使わないように努める。
現代人の皮肉ですね。
松浦弥太郎さんの本
「いちからはじめる」には、
「スマホで調べたものはすぐに忘れてしまうが、自分で考えたものはずっと記憶に残る」
「誰かが上手くいったやり方をコピペばかりしていたら感情は薄っぺらになる」と。
すぐに忘れてしまう情報だとしても、どんどん脳に通過させると疲労もするし、元々持っている感情や思考回路を変化させていまうことも考えられます。
情報の取り方を今一度見直して、
脳も身体もスッキリさせたいです!
高橋千香子
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