皆さま こんにちは。
今日は彼岸入りですね。
ご先祖様の地道な営みの上に自分が生かされていることへの感謝をしなければいけない、と思います。
さて、昨日の北海道新聞にて
厚生労働省が研究班を立ち上げ、
働く女性が悩む月経困難症などの
健康問題を把握するため
5000人を対象とした
初の実態調査が行われたことを
知りました。
女性特有の体調不良は、
今でも学校や職場には
言いにくい状況がありますよね。
私が20〜30代の頃も
辛いけれど我慢していたり、
上司に話しても理解してもらえない
という話しはよく聞きましたが、
今は悩んでいる方が
もっと増えていることを
実感しています。
そして今は年齢も関係なく、
昔とは生活様式が全般的に変わったことや
ストレス社会による現代社会では、
女性の体にとても大きな負担が
かけられています。
このような国での調査が進み、
一律のサポート基準が定められ、
理解が広がると
安心して働くことができますよね。
今は昔と比べ
一生のうちの月経回数は、
約50回から450回と9倍に
増えていますので
体への負担が大きくなっています。
女性の健康状態は、
子宮のはたらきが根源と言ってもいいほど
切っても切れない関係にあります。
現代女性は、
長寿であり、
男性同様に社会進出し、
それに加えて
結婚、出産、育児、介護と
家庭における役割は
依然としてあります。
女性はマルチタスクや周りとの調和を
得意としますので、
ハツラツそうに見えても
体調不安を抱えている場合は
多いと思います。
男性ならば働き盛りの年齢でも
女性は時間と体力が限られ
積み上げたキャリアを
活かせないことにもなると
精神的にも辛いことです。
体質や症状は
ひとりひとり全く違うものなので、
聞いてもらえる状況があるだけでも
急な体調変化が起こった場合に
落ち着いて判断することに
つながります。
それだけても安心できますよね。
これは女性だけの問題でもなく、
体質傾向は本当に人それぞれ違うものです。
同じ病名でも一括りにはできませんし、
聞いたことのない症状でも
耳を傾けることで
体調変化をいつでも話せる環境が広がることは、
今早急に求められていること
だと思いました。
コロナ禍を経ても、
紛争、物価高、気候変動、保育や介護などの
不安な情勢のもとで働き、
生活を支えるもの同士が
少しでも安心して身を置ける場所が
非常に今、必要性を感じます。
学校では、現在男子にも女性の健康に関しての知識を持てるように保健指導がされているそうですよね。
パートナーや母親、娘さんなどのサポートを小さなことでも理解し、担うとととても心強く感じると思います。
男女の心身の理解は大切ですね。
高橋千香子
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