皆さま こんにちは。
お正月は美味しいものを召し上がりましたか?
大晦日とお正月は、
お節料理や年越し蕎麦、お寿司、オードブル、すき焼き、鍋など
ご家庭や地域によって食べる物が様々ですし、
食べる日にちや時間帯にも違いがありますよね。
先日、東京出身の西川さんから
「北海道民は大晦日にお節を食べるそうですね」
と聞かれて驚いた釧路出身の高橋です!
生まれてこの方、
お節は元旦から食べ始めていましたので、
各家庭での習わしの違いを
改めて気づかされました。
皆さまは、
年末年始の楽しみな食べ物はございますか?
私は「きな粉餅」です!
今となってはいつでも食べられるものですが、
子供の頃は「きな粉」というのは、
正体不明の謎めいた特別な高級食材であり、
お正月にしか食べられないものだと
思い込んでおりました。
初めて自分で「きな粉餅」を作ってみた時は、
思いがけないほど砂糖が入っていたことに
なんだかすっかり騙された気分にもなりました。
今や「きな粉」は、お餅以外でも
ヨーグルトやスイーツ、ドリンクなど
身近に色々な用途に使われるようになりましたね。
それでも「きな粉餅」は美味しいし、
それでも「きな粉餅」はお正月にぴったりな
食べ物だと思っています。
「きな粉餅」は、
別名「安倍川もち」ですが、
江戸時代に砂金採取が盛んであった
静岡県安倍川上流で
砂金採取労働者や商品取引業者目当てに
お茶屋が出したことが発祥です。
確かに黄金色で縁起が良いですよね。
そしてこれが高級餅だったのです!
「安倍川もち」は、
別名「五文どり」とも呼ばれているのです。
「五個で五文」ではなく、
「一個で五文」だと知らされた客が
高くて驚いたというエピソードから
名付けられました。
しかしそれは「きな粉」ではなく、
砂糖が高級食材だったからなのです!
本場「安倍川もち」には、
あんこ餅も添えてあるそうです。
砂糖やあんこがなければ
「きな粉」が引き立たないのでしょうけれど、
「きな粉」の香ばしさは
格別なものだと思っています。
本場の味も気になるところです。
「きな粉餅」好きとしては
いつか食べてみたいと思っています。
高橋千香子
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