こんにちは
夏は日に焼けたい西川です☀︎
先日、院長のサポートをお借りして本を読んだのですが
1人で読みながらげらげら笑える思想に関する本、私ははじめて出会ったので共有させてください!笑
みなさんは「自分探し」したことありますか?
高校から進路を見つけるとき
大学卒業前の就職先探し
社会人にようやく慣れてきたあとのこれからのこと…
それぞれいろんなタイミングで自分と対話をする機会があった方もいるのではないかと思います
一回迷いこむとぐるぐるぐるぐる…
答えのないテーマはいくらでも時間をとられてしまうものですよね
今回読んだ本の著者も
思いがけないタイミングで自分探しに足を踏みいれてしまったひと。
東大卒のエリートが人生の迷路に迷い込み、布団から出られなくなってしまったことがはじまり。
著者がどうしようもない虚無感から脱しようと、いろんな本を読んでたどりついたのが
「東洋哲学」
東洋哲学が彼を救ったのは
「自分なんてないんだから、探さなくてよろしい」
と答えをくれたから。
自分とはなんぞや?と悩む人には
「あなたは宇宙だ」
と説く仏教
人間は半分以上水です
その水はお米やご飯を食べることでできています
お米や食料は土や空から降る雨で育ちます
そんな土や雨は山や川や海から崩れて、流れてできるもの
山も川も海も、地球の一部
ともするとあなたを形作っているものは地球であり宇宙ではないか。と
「私」が「彼女」でいられるのは「あなた」が「彼氏」でいるから
関係を解消してしまえば彼女である私はいなくなる
私が鍼灸師であるのも、あんずに通ってくださるみなさんがいてくれるから
みなさんがいなければ鍼灸師である私は存在しないのです
つまり、私は「フィクション」である
とかの龍樹(ブッダの弟子)は説いたのでした
「自分」をかたどるのは相手との関係性
だからそんなに悩むなよ、と
だれかと比べると必要もないのよ、と
一冊を通して
むずかしそうな哲学がどう人生と関わるのか、どう人を救うのかをわかりやすく解説してくれています。
なにせ文章がおもしろすぎて、350ページも2日で読み終わってしまいます
老子のことを「ほぼ草」と表現するようなラフさが最高です。笑
私の「自分探し」は、振り返るとやりたいことと苦手なことの間探しだったような…
建築に興味はあったけど数学ができない…(笑)
英語は得意でなかったけどとりあえず留学してみる…(笑)
人と比べることは少なかったのかなとは思いますが
もっと楽に生きていいんだなーと教わった1冊でした
自分探しにお困りのかた
東洋医学・鍼をうけてみることもまた近道になるかもしれませんね☀︎
西川ゆり
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