3月は、スタッフ個人の来年度の目標と部門の活動計画を作成している。
「何のため来期もあんずの種にいるのだろうか?」を考える時期でもある。
この時期、丸1日かけての「ワンデーミーティング」(別名 夢会議)がある。
時にはホテルに泊まり込みやったこともある。
みんなの夢、あんずの夢を確認、共有する場でもある。
単なる年度計画会議ではない。
あんずの種の使命のひとつが、
「スタッフに一人でも生きていく力を持ってもらう」
というのがある。
たとえ大災害に巻き込まれても、
外国で一人暮らすことがあっても、
困難が雪崩のように押し寄せても、
自分の力で、生きてく力を鍛える場である。
つまり、自分で独立する方法を学ぶことだ。
このワンデーミーティングの当日や前後の日には
何人かのスタッフが泣くこともあった。
それだけ真剣になる時間だから。
たぶんこんな場は学校でも職場でもないだろう。
僕は、これこそがあんずの種の力だと思っている。
苦労から苦労感でなくなるとき
努力から努力感がなくなるとき
人は大きく変わる
夢の上方修正が行われる
須藤 隆昭
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