第25回 日本不妊カウンセリング学会が
5月24日に、東京の日本教育会館で開催され、出席してきた。
テーマは「男のきもち~今求められるサポートを考える~」。
あんずの種でも、
15年頃から「鍼灸不妊ネットワーク」での勉強会などを
重ね、女性の不妊治療を始めた。
以前は、
不妊の原因はほとんど女性側の問題と
思われていた。
今になり不妊の原因は
男性側にも半分あることが知られてきた。
精子の数、運動力は年々減少している。
静かに、
不妊治療の対象は男性にも広がっているが
その発表、報告数はまだまだ少ない。
これからは男性の鍼灸治療も増えてくるだろう。
今回は、実際に
鍼灸治療と後に精子数のアップ
運動力もアップした鍼灸院からの報告があった。
また他にも3人の男性に鍼灸治療をしてから
体外受精をし、
3人とも無事出産した報告があった。
無精子症の人へのケア、親兄弟からの精子提供の課題、
若い人へのプレコンという妊娠のための指導教育の重要性。
いろんな面の勉強になった。
それがこの学会の魅力である。
出生率が1.15まで落ちてきた日本の現状。(2024年度統計)
ワースト出生率の都道府県は
1位 東京都 出生率0.96
2位 宮城県 出生率1.00
3位 北海道 出生率1.01
反対に出生率の高い都道府県は
1位 沖縄 出生率1.54となっている。
宮古島は 1.92
お隣の多良間島は 2.7
多良間島は1998年から2002年の平均で3.14と全国1位。
出生率の改善は不妊治療だけでなく、
地域全体がどれだけそのサポートができるかにかかってくる。
北海道は東京について出生率が低い。
沖縄、宮古島、さらに多良間とどんどん高くなる。
それには社会的要因が加わっている。
「島の子は島全体で育てる」
という意識が高い。
日本の少子化問題に、
鍼灸が貢献出来ることを
真剣に考えていきたい。
女性対象の不妊鍼灸治療だけでなく、
男性への不妊鍼灸治療も求められてきている。
また、産む産まないに関係なく、
「産みたいときには産める体内環境つくり」
に、若い女性の治療を通して鍼灸は貢献できる。
時代は大きく変わっている。
鍼灸の役割、
地域のバックアップ、
どちらも大切だ。
須藤 隆昭
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