皆さま こんにちは。
今日は隠れファンが多い
「プチグレン精油」について
お話ししたいと思います!
先日、アロマフルボディの精油ブレンドにて
久しぶりにプチグレンを使いました!
地に足がつくように安心感と
若い青葉の苦みが絡み合う香りです。
1本で複雑なブレンドがされているような
深みのある香りなのです。
そしてとても落ち着くのです!
化学成分を探ると
「アンスラニル酸ジメチル」
という成分が
その安心感ある香りの元のひとつでした。
「アンスラニル酸ジメチル」の
素晴らしいところは、
「トリプトファン」の生合成に
関わっていることです!
トリプトファンは、
必須アミノ酸のひとつで、
体内ではつくられません。
食事から摂取するように努めなければ
ならないのです。
マグロ・カツオ・乳製品・ナッツ・
バナナ・卵・大豆などに
多く含まれます。
そしてトリプトファンは、
「セロトニン」の原料となります。
幸せホルモンと言われる
セロトニンが増えると、
やる気、幸福感につながり、
精神安定、誘眠作用効果が期待できます。
セロトニンが増えると、
睡眠を促す
「メラトニン」の分泌も増えます。
メラトニンは、
体内時計が夜になると分泌し、
睡眠の質の向上につながります。
安眠には欠かせない
トリプトファンの生合成に関わっている
プチグレン精油は、
だから深く落ち着く香りなのですね!
実は、プチグレン精油以外に
「マンダリン精油」にも同様に
「アンスラニル酸ジメチル」が
含まれています!
マンダリンは、
糖度の高い柑橘の甘い香りです。
プチグレンとマンダリンをブレンドすると
より一層の安眠作用が期待できますし、
苦味と甘みの広がりあるブレンドになり、
とても相性の良い香りだと思います!
是非ブレンドしてみたいです!
ちなみにメラトニンは、
脳にある「松果体」という器官から
分泌します。
松果体は、
眉間のあたりにある「第3の目」の
コントロールをしていると言われています。
第3の目は、
ニワトリやサカナなど多くの生物が
光を感じて動く古代生物の感覚器官です。
メラトニンは、
光の影響を受けて分泌をしますので、
朝早く起きて陽光を浴び、
夜は電気の光やブルーライトを抑えて
早めに就寝する生活は、
夜に自然にメラトニンが分泌して
眠りの質を高めるのです。
松果体が光に敏感に反応するのは、
人間も古代生物と同じつくりなのですね。
第3の目が覚醒するといいのですけれど、
体調が整うことは間違いなさそうです!
光や食事、癒しの香りを
頑張りすぎず、ささやかに取り入れて、
安眠体質をつくりましょうね!
高橋千香子
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