先週3月15日水曜日に
「えいようラボラトリ合同会社」さんによる
健康セミナーに出席致しました。
管理栄養士の介入で変わる従業員の健康
〜その食習慣、次世代に引き継いでいいですか?〜
と題し、
食品化学、エゾシカ利活用専門の農学博士
岡本匡代氏
食と健康に関する栄養ケア専門の学術修士
佐々木可奈恵氏
の専門分野それぞれからの側面から
現代の食と栄養についてのお話でした。
食は、毎日の楽しみでもあり、
生命活動の重要な支えでもありますので、
好みと栄養のどちらも豊かな人生を送るには
大切なものですよね。
現代の食生活は、
食べものがいつでもすぐに手に入ることで
危機感はないものですが、
健康志向の意識の高い人もいれば、
気にしない人もいたり、
お年寄りでしたら外食で口に合うものがなかったり、
食べるものに偏りがあったり、
豊富な種類の食べものがあることや
健康情報が多くあることでの迷いや
趣味嗜好も多様化していますよね。
色々なものを食べている割には
自分の食べ方のクセも
把握できていないと言います。
北海道民は、しょっぱいものを好むため
生活習慣病のリスクが大きいとの報告が
ありました。
医療費が全国のワーストに入るのだそうです。
しかも、釧路は道内でもさらに高いそうです。
両氏は、釧路の人を食を通して健康にし、
地域の産業、社会の発展を目指しており、
「えっ!釧路は一体どうしたの⁉︎」
と全国的に驚かせたいとの想いで、
会社を立ち上げたのです!
ストレス社会の中、
学業や仕事のパフォーマンスを継続するのには安定した基礎体力が必要ですよね。
正しい知識と
自分のライフスタイルにあった習慣を
無理なくできる範囲でアドバイスして下さる
のです。
例えば塩分は舌が刺激を求めるがままに食べていると
どんどん取りすぎてしまいますが、
逆に舌は鍛えらるので、
少しずつ薄味に慣れさせていくと
適量で満足できるようになります。
外食などで塩分を多く取った次の日は、
スパイスなどを塩の代わりに使うことや
パンではなく、ご飯を食べるなどの工夫で
舌と内臓をリセットします。
塩分の取りすぎは、
腎臓に負担をかけてしまいます。
私個人的には、
日頃砂糖の取りすぎに注意をしていましたので、
代わりにしょっぱいものなら大丈夫だろう
なんて間違った自己判断をしていたところが
盲点だったと気付かされました。
食ひとつで人生が変わるという
大きなビジョンが描けるセミナーでした。
そして栄養学の奥行きと幅の広さも知りました。
動物の飼育から始まって、命と向き合い、
それからどのように調理をするのか考えるという
食品化学からの側面からも
自分が何気なく食するものや
栄養を取るという行為について
今一度見直すことも大事だと感じました。
高橋千香子
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