小さなお子さんが楽しそうにしていたり、
笑っている姿を見かけると
その経緯がわからなくとも
こちらも顔がほころんでしまうものですよね。

その楽しい感情が１００％純粋なものだと感じるからなのでしょう。
もうそんなフレッシュな感情を抱くことはないのだろうなと羨ましくもなります。

しかしまた反対に私は、
自分より歳上の方が感動していたり、
感嘆している表情を見るのもとても好きです。

色々なご経験をされているからこそ、
周り回って喜びの純粋度が高まっているように感じます

子どもと大人の純粋さに違いがあるのかはわかりませんが、
その純粋な姿から忘れていたものにハッと気づかされることになります。

あんずの種に研修生としていらしていた
松井さんと辰巳さんは、
海外生活、職業経験、人生経験がとても豊富であり、
酸いも甘いもご存知であるのでしょうが、

美味しいものや土地柄のもの、
あんずスタッフや患者さまに対して
ひとつひとつに感動と感謝を表して下さいました。

経験豊富な方の言葉には確かな重みがあるのですが、
おふたり共に単純に純粋に感動している表情をされますので、
まずはその自然なお姿に子どもの純粋さを重ねて見てしまいます。

しかしおふたり共にそれぞれ個性的な表現を
炸裂させていきますので、
また別の方向へ向かったり、深く掘り下げることになります。

感動ひとつとっても十人十色ですね。
素敵な歳の重ね方だと感じます。

こうして短い期間でありながらも、
新しい出会いはとても有難いものです。
あんずの種にいながらにして
旅をしているようなものです。

話は変わりますが、今読んでいる本は、

小川　糸さんの「ライオンのおやつ」です。

随分前に読書好きのお客様に教えてもらっていましたが、やっと手に入れました。

院長から先日「３回泣ける」とお聞きしていたのですが、
そのポイントが早いのか遅いのかわかりませんが、
本日めでたく１回目を迎えました！

これも心に響く部分は人それぞれでしょうかね。
院長がどこで泣いたのか気になるところでもあります。
私はこれから何回あるのかも楽しみです！

あんずの種LINE公式